【ビニールトート　ｐａｒｔ２】pvcトート３つと助っ人たち

前回のビニールトートの第二段。
会社の同僚から「同じの作ってぇ～」とうれしいお言葉。
はい、喜んで！
早速作ってお持ちしたところ、ご好評。
娘に取られそうだなと笑顔をもらった。

そして少したった頃に、再び依頼があった。
娘のも作って～。
はい、喜んで！

助っ人として使用したフジックスさんのモノカラー糸。
そしてシリコン剤。
そんなに仕上がり違うのか？
半信半疑で縫ってみた。

まずは、ミシンに糸をかけて…
え？…ミシンの自動糸通しが使えない。
素材が普通の糸と違うからかぁ。
仕方ないハズキルーペをかけて針穴へ糸通す。

シリコン剤を塗り、縫い目を粗く設定し、ゆっくりミシンをかけてみると…
すごいじゃん！
すいすい縫えるし、糸は生地の色を選ばない透明色。
生地が厚くなったところも、糸とびせず完成。
この二つは即、スグレモノ認定！

余った材料でポーチを作成。
スプーンとか調味料とか入れてねと言って渡した。

ハンドメイドは道具がスグレモノだと、気持ちがいい。
この間購入したコロコロオープナーも、大活躍。
買ってよかったと思える品物。
最初はいらないんじゃないかなと思っていた。
使ってみたら、あら便利！
すばらしい道具を開発してくれている方々に感謝。

会社から一日半休みをもらった。
好きなことしよう。
ということで、もうひと作品。

コットンタイム2019年７月号掲載のトート。
デザインはシンプルで、持つ人の年齢を選ばない。
作り方も簡単そうで、私向き。

なのにまた、作り方でつまづいた。
カシメを取り付けるあたり。
直径0.9ｃｍの補強布を４個作るって書いてある。
細かいことは苦手。しかも４個。
丸くなくてもいいよね？
最初から挑戦しなかった。

あまった合皮を四角く切って、接着テープで貼る。
デザイン的にも意外と良い。
前回失敗したカシメも成功。
オリジナルを超えたか？…鼻で笑われそうだ。

底板が必要だな。
明日、会社帰りに買ってこよう。
君のデビューは明後日かな。
待っててね。

秀逸の道具たちのおかげで、ビニール素材が楽しくなってきた。
最初は、まっすぐ縫えないと四苦八苦。
素材との接し方を変えたら、自分にうれしい変化が訪れた。
人間関係と似ている。

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